【競馬】データから2024年フェブラリーステークスを展望する

 

2024/2/18に第41回 フェブラリーステークスが開催される。
JRAのG1ロード開幕戦であるが、近年はサウジアラビアで開催されるレースに一流馬が流れてしまい、年々出走メンバーの厚さが薄くなっている印象である。

しかし、今年は地方から3頭に加え、芝実績のあるメンバーも参戦し、今までにないほど予想が難しくなっている。
当記事ではG1に格上げされた1997年から2023年までのデータから、今年のフェブラリーステークスの展望を行いたい。

【前走】

過去勝ち馬の前走はチャンピオンズカップジャパンカップダート含む)と根岸ステークスで7回ずつ。
東海ステークス東京大賞典平安ステークスで3回ずつ、他で1回ずつである。

根岸ステークス1着馬が6頭を占めており、今年該当する馬は出走しない。
チャンピオンズカップに目を向けると2011年までは1着or2着に対し、過去10年ではゴールドドリームの12着、カフェファラオの6着と11着である。
東海ステークス組はいずれの3頭も着順が全て1着、東京大賞典組では1着が2回、2着が1回であった。

上記に当てはめて、今年のメンバーを見てみると唯一該当するのが東京大賞典2着であったウィルソンテソーロであるが、
前走地方組は2008年のヴァーミリアン以来勝ち馬が出ていないため、前走のレース結果を今年に当てはめるのは危険であるようにも思える。

【人気】

人気別では1番人気が13回と圧倒的に抜けている。良馬場に絞り込むと20回中11回が1番人気であり、信頼度は増す。
また、16番人気のコパノリッキーを例外とすると、8番人気以下のメンバーは1着になったことがない。

良馬場での残りの人気別は2番人気と4番が2回ずつ、3番人気、5番~7番人気、16番人気が1回ずつである。
勝ち馬は基本的に上位人気を中心に組み立てる方向で問題ないと思われる。

【枠順】

過去の枠順でいくと1枠以外はほぼ均等に分かれている。
なお、1枠でも特に1番は過去一度も1着に来たことが無いため、前例に倣うのであれば予想から外すことも考えたい。

 

【今年の展開】

外枠のドンフランキーが逃げを主張し、内枠のイグナイターやドゥラエレーデがそれに続くと思われる。

その後にオメガギネス、ガイアフォースが続き、さらにその後にミックファイア、キングズソード、ウィルソンテソーロらの構成となるだろう。

ペースはハイ~ミドルに流れると予想する。

 

【総括】

過去や展開を考え、

◎ ウィルソンテソーロ

〇ドゥラエレーデ

▲オメガギネス

△キングズソード

とする。